ルソー「レポート課題になるとは…正直すまんかった。」

政治は嫌いだ。単位をください、単位を( ´ー`)y-~~おいすー

「現代政治(日本)」レポート課題

☆レポート・テーマ
ルソー「社会契約論」

次の一つ以上の概念の意味内容を説明した上で、その概念を用いて現代日本政治の問題を自由に論述しなさい。
「一般意志」
「社会的自由」
「立法者」
「市民宗教」
注意
・引用、参考にした教科書「社会契約論」(白水社ブックス)及び参考書の個所を貢数で明記すること。
・論題を付けること。
・提出は12月9日教場。
2000字以上 A4 40ー30 2枚〜3枚
ワープロ・ワードで作成

・一般意志と代議制批判
→代表され得ない(3-15)P144/特殊意志との違い(P42)
・立法者と国勢の設計
→異常な人間(2-7)P64
・市民宗教
→社会制の感情の汎用(P210)(4.8)
・社会的自由
→自然的自由より自由?(P35)(1-8)

「一般意志」とは十分な情報が公平・分明に与えられ、特定の考えに誘導されることが全くないという条件の下で、互いの差異を何よりも尊重するという立場により、完全に自由で対等な討論が活発に行われることでつくられる公共的な意思のことである。
また、「社会契約論」(ジャン=ジャック・ルソー著)の一編に次のような文がある。
この原初の契約を除けば、最多数者の意志が、つねに他のあらゆる人々を拘束する。それはこの契約自体の帰結である。しかし、ある人が自由でありながら、自分の意志ではない意志に服従を強制されるということがどうして起こりうるのか、と問う人がある。反対者たちは自由でありながら、どうして自分たちが同意しなかった法律に従うのか。
市民は、すべての法律、彼の反対にもかかわらず通過した法律にさえ、また彼がそのどれかに違反したときには罰せられる法律にさえ、同意しているのである。国家のすべての構成員の不変の意志が一般意志である、この一般意志によってこそ、彼らは市民であり、自由なのだ。ある方が人民の集会に提案されるとき、人民に問われていることは、正確には、彼らが提案を認証するか拒絶するかということではなくて、それが人民の意志たる一般意志に合致しているかいないか、ということなのである。各人は投票を通じて、これについてのみずからの意見を述べる。だから、票数の計算によって、一般意志が表明されたことになる。したがって、私の意見と反対の意見が勝つ場合には、それは、私が思い違いをしていたこと、私が一般意志だと思っていたものがじつはそうでなかったということを、証明しているに過ぎない。もし、私の個人的異見が一般意志に勝ったとすれば、私は自分が望んでいたのとは別のことをしたことになるだろう。その場合には、私は自由ではなかったことになる。
「社会契約論」(白水社ブックス)第四篇 第二章 投票について
さて、日本政治の問題点は司法だと思います。これが解決されれば今の日本が抱えている問題の多くは解決されると思います。主に、一票の格差の問題。この問題が解決されないから政官癒着構造にしても、改革が進まないのだと思います。その原因は地方から選出されてくる議員です。ある議員が東京選挙区の参議院の候補者として選挙に出て75万票で当選したとします。同じ選挙で、地方の県だと15万票ぐらいで当選してしまうところもあるわけです。一票の格差にして5倍です。昨今、安全保障関連法制が国会の重大な課題の一つになっていますが、75万人に選ばれた議員も一票、15万人に選ばれた議員も同じ一票です。このことは、国民の生命の重さに格差があることになりますから、この点は、一般意志を反映していないことになります。少なくとも下院においては、一票の格差を実現すべきです。2倍以下であればOKだという問題ではなく、本来は、完全に1対1にすべきです。参議院では、1対5とかいう状態がずっと放置されているのです。そのことによって政官業の癒着が温存されているのです。
一票の格差問題は、本当に日本の政治を歪めている。選挙制度ですから、今議席を持っている政治家に、その改革を期待しても所詮無理です。本来であれば、国勢調査ごとに数式に基づき自動的に選挙区割が調整される。こうした法律で作るべきだと思っていますが、これができていません。そこで、日本の民主主義の基礎に憲法があって、最高裁判所違憲立法審査権をもっている。しかし、我が国の最高裁及び裁判所は、この問題を逃げてきました。本来、比率が1.5を超えたら違憲だと言わないといけません。選挙のたびに言い続けないといけません。しかも、可能な限り速やかに判決をださねばなりません。それをやりつづければ、マスコミも、世論も、それを支持したでしょうから、この問題の解決が進んだと思います。しかし、最高裁判事になるためには、政権与党の覚えがよくないとなれませんから、自民党政権に批判的な判決を出す勇気ある裁判官はあまり偉くなれないという悪循環に陥っているということです。
こうした一票の格差がいかに問題かということについての認識、政権交代がいかに重要か、政治の核心とはなにか?税金の収集と配分をきめること。などといった、民主政治の基礎について、有権者の一般意志の理解が不十分であること。「有権者は寝てくれたほうがいい」と言った首相もいましたが、まさに、有権者を目覚めさせるための民主政治教育を社会全体が取りくんでいくことが重要です。とりわけ、大学とメディアの役割は大事です。不況は政治の無策が原因だとはいいますが、その原因は、そうした政治家を過半数選出しつづけている有権者にあるのだといったことについての国民的理解をどのように醸成していくか?そのための啓発・教育が、マスメディアも、政党も、不十分です。日本の初等中等教育において、そうした、民主政治教育が敬遠されてきたことも大きな原因の一つだと思います。

はっきり言って支離滅裂。一般意志に繋がっていない。

「一般意志」の意味を理解するのがそもそも難しい。

日本の政治問題ってのもいっぱいありすぎてうまくまとまらなかった。